プロセスを楽しむことで体験は二倍にも三倍にも膨れ上がる
台風一過かと思っていたら
暑くなりましたね。
昨日の夕方はこんな光が雲の間から。
綺麗でした。
昨日は阿智に出かけて来ました。
高校の時の同級生と。
私は大阪の出身で
一緒に来たのは大阪の友人たち。
お迎えに行って
会ってから
ズーーーーーーーット
話が切れない。
すごいなぁと思います、
瞬足で高校時代へ。
幾つになっても、会う人で自分がどの場面にいるか変わってしまう。
あった瞬間から、内側は10代なのです。
阿智村は日本一星空が綺麗だと有名な場所。
毎日、スキー場でナイトツアーをやっています。
星空を見るために大阪からやって来た友人たち。
その、ナイトツアーに出ようと
フリースやら、ブランケットやら大荷物でやって来ました。
チケットも手に入れ、
行く準備万端になったところで
ホテルの人が
とにかくすごい人数で行き帰りも大変なのだと言う話を聞きます。
そのタイミングで友人が
「数年前に来た時に実は参加したんだ」と言うことを
話し始めました。
ゴンドラに乗るのも1時間待たなければならない。
いろんな意味で相当な覚悟が必要だったんだけど、
まだ、一度も行ったことのない私達は
きっと行きたいって言うだろうと思っていたから。と。
その上、昨日は満月。
お天気も良く、雲ひとつない空に
煌々と輝き出しそう。
これは見えないな。満点の星にはならないだろうし、
根性なしの私は待つことや、
時間に拘束されることも無理っぽい。
で、考え始めました。
考え始めて、数分で思い出した記憶。
かつて、10数年前、友人と星空を探しに来た時のこと。
そういえば…、
点と点が繋がった時
過去の記憶が蘇って来ました。
こんなに、阿智村が注目されていなかった頃
それでも、星空が美しいと
流星群を見に来た牧場の名前を地図上に発見。
あの時、真っ暗な牧場の駐車場に
レジャーシートをひいて
星空を眺めました。
いくつの 流れ星を見たことだろう。
「探せば良いんだ。あの時の様に」
瞬足で変更。
チケットをお返しし、
ご飯を食べた私達は
持って来た防寒用具に身を包み
一路、ナイトツアーをやっているスキー場とは逆の方向へ。
山の上にあるキャンプ場や
国道沿いにあるチェーン着脱場に立ち寄りながら、
ようやくたどり着いたある別のスキー場のとても大きな駐車場。
見上げたら、
満点の星空です。
お月さまの影響を受けながらも
それでも、降る様な星空をみて
私は思っていました。
プロセスを楽しむことで
体験は二倍にも三倍にも膨れ上がるんだと。
大駐車場にレジャーシートをひいて
友人たちと空を見上げ
大宇宙と一体になる。
大自然はどこにでもあって、
星はどこでだって見れる。
「考えてみること」
自分なりに考えることで
プロセスの幅は広がって行きます。
快適な星空鑑賞会は
いろんなことを教えてくれました。
neverLandはこんな場所です。
