「音」のない「音」は、奥に統合する「わたし」

明けましておめでとうございます。

穏やかな朝でした。

ご訪問ありがとうございます。

昨日はかなりな、夜更かしだったため、今朝はゆっくりめのお目覚め。

朝日がお隣のお家の屋根から顔を出す瞬間に立ち会えました。

朝はそんなに寒くなくて、

家の窓を開け放ち、新しい空気を入れました。

昨日の大掃除・大祓のせいか妙に気持ちがよく、

ヴェランダに出て、写真タイム。

年末のお庭大改修の際に、置き忘れていた天使。

「忘れられてるよ。

　待ってるのに、なんで誰も来ないんだ」と言わんばかりのふてくされた思案顔。

生きているかのような、その雰囲気に、ふとカメラを向けたくなり

一眼レフを持ち出しました。

あー

今年は、写真を一杯撮りたいなぁと、そう思わせてくれた天使。

動画で動くものより、切り取った一枚が好きなんだと改めて感じた朝でした。

毎朝の日課

掃除して、参って、腹筋して、瞑想して、皆さんに朝のメールを配信して、

日常の普通。

明けましておめでとうなんですが、

我が家の娘たちにはお正月などどこにもなく今日も元氣に出勤して行きました。

だから、なんとなく私も普通の一日の始まり。

なんだけど、その日常の何かが違う。

なんだろうと考え始めました。

そうか、周りはお正月。

だからか、びっくりするぐらい、静かすぎるんだということに氣づきました。

そして、20年も前のこの辺りはいつもこんな風だったことにも。

周りに大型のスーパーがたち、

高速道路の出入り口ができ、

そのおかげが、田んぼが埋め立てられてあちこちに物流センターが建ち

昨年は立て続けにトラックステーションが並びました。

徐々に徐々に様変わりしていくから氣づかないけど

普段は大量の「音」にさらされているんだなぁと。

以前、ハワイのマウイ島に行った時、

ハレアカラ火山に星空を見にいくツアーに出かけました。

途中、月のクレーターのような不思議な場所があって

少し散策したのですが

現地のガイドさんが立ち止まり、そして

「しばらく黙って耳をすませてください。

　音のない世界はこんな「音」がするんです」と教えてくれました。

確かに「音」のない「音」

今朝、大量の「音」にさらされているなぁと思った時に

このことを思い出しました。

それは、まさに、自分だけの「音」だったように思います。

なんだか、雪が降って全ての音を雪が吸収してくれている時のように

まるで、深夜の広場のような

シンとして、集約されていくようなそんな時間でした。

そして　思ったのは、「この場」に選ばれたんだなということ。

きっとみんな「その場」の音に引き寄せられて「そこ」に存在して

そして

「そこ」と共鳴することで化学反応を起こして、

だから、つまり、

その場にいるだけで、それだけで、何かを創造してるんだよなって。

「つながっていると信じるだけで何かが変わっていく。

　私たちはそんな場所にいる。」

年始早々、この言葉が、出てきました。

2020年、この場で遊び続けます。