タネノオト 〜ヒヒキ マノスヘシ

カタカムナ相似象 宇宙の理・イキルにただいま寄り添い中

再生と循環 そんな振動を感じていると 常に意識に「遊び」が生まれます。

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おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

 

少し前にかかった虹。

虹の写真は曇っていたりして暗いことが多いのですがこの日は

狐の嫁入り

綺麗な色を見せてくれました。

 

セミの声も遠のき夜には秋の虫の声の振動が空間を大きく揺らしているのを
感じます。

今ここでしか発することのできない「おと」なんだなぁと

眠りに入る瞬間に思います。

 

都会で生まれ、都会で育った私には

この中途半端な田舎のような都会の生活は驚くことが多かったです。

 

田んぼに水をはった日の夜にはたくさんのフナが田んぼの中で飛び跳ね

その音が響き渡ったことや

カエルの声がけたたましく眠れなかったり

道路には車に轢かれたカエルさんが転がっていたりしました。

 

ほんの20年も前の頃。

 

だけど、今や中途半端な都会に成り果てたわが町には

田んぼも埋め立てられトラックステーションが立ち並び

フナのダンスは見られなくなりました。

ここにこうやって書きながら思ったのですが

轢かれてぺちゃんこになったカエルさんもいなくなりましたし

そういえば、轢かないように轢かないようにピョンピョンしているカエルさんを

避けることもなくなってしまいました。

こんな風に知らず知らずのうちに、

いろんなことが形を少しずつ変化・変容していることを改めて思います。

 

月信仰で、

脱皮を繰り返し、春になると穴から出てくる「蛇」を神と見ていた

日本の古代の信仰。

そこには、「再生と循環」という切なる祈りが存在するのだと長野の考古館で教えていただいたことを思い出します。

月は欠けては満ち、満ちては欠ける。
見えなくなってしまった光は次の日からまた少しずつ光を取り戻し再生する。

皮を脱ぎ捨て再生する蛇にも、古代の人は「再生」を見たのだとか。

縄文の土器には、蛇と月のシンボルがたくさん描かれています。

実は、長野は縄文銀座。

縄文時代に1番人口が多かったのは長野県だと言われています。

 

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スピード化の時代にあって、この縄文的な生き方に戻ることなど

おそらく 私には無理なのだけど

今朝、ふと、時間を引き延ばすにはどうしたらいいのかなぁと考えていたら

縄文時代のことが浮かびました。

狩猟・採集の世界は明日の命の保証のない世界。

そんなことは、想像すらできない。笑

全てを自分たちで自給自足なんてことも時間のない私にはとても難しいこと。

 

時間を引き延ばすにはどうしたらいいのかなぁという問いかけに

縄文時代」の雰囲気が流れ込んできたのはなんでなんだろうと思い返していたら

短絡的にすぐ答えを欲しがる私に気付かされました。

(それこそ、時間の短縮に貢献しているような気がする)

 

集合体として「再生と循環」を意識する生き方を自分が目指せば

豊かな意識につながるのかもしれない。

 

そんな思考の中でPCに向かい画面を開いたら

前述の虹の写真が立ち上がりました。

 

再生と循環

そんな振動を感じていると

常に意識に「遊び」が生まれます。