今年の初詣は大阪羽曳野「飛鳥部神社」澄み切ったいい年になりそうです。
お正月も過ぎ去り
16日
少し休みました。
と言っても
この時、応募していた講演会がめでたく当選。
開会の時のお話によると1000人超えの応募があったとか。
その中の600人
ラッキーでした。
大阪は高槻まで2時間半。
最初に向かったのは 講演会会場の近くの
「飛鳥部神社」
にわかに昨年末ぐらいから注目していた場所です。
藤原不比等とその嫁 県犬養三千代をつないだ場所ではないかと言われる土地。
その上 鸕野郡讃良村はすぐ近く。
この名前 どこかで見たことあるでしょ?
そう 持統天皇の幼名ですね。
鸕野郡 讃良村ってそのままじゃんって感じなんですけど
古代 馬飼部の移り住んだところ。
不思議なんですよね。
不比等と讃良をつなぐ場所でもある。
会場はすぐそば。
これはもう、行っとかないと。
小さなオヤシロでした。
そして、とても大切にされているように思いました。
すぐ後ろには古墳。
大抵 神社は古墳と関係してます。
上に建てられていたり、近くにあったり、敷地内だったり。
かの 熱田神宮も裏に大きな古墳があります。
その中に、草薙の剣が入っているとか。
神社の神宝は「古墳の副葬品」だったりするんですよね。
だから、勾玉に鏡に剣
銅鐸はもう少し前の時代の神器だから古墳に入っていないため
御神宝になることがない。
ということで私の中はすっきりしてます。
大阪の羽曳野に飛鳥。
飛鳥は奈良の専売特許のようですがそうではなくて
こちらは近つ飛鳥です。
百済系飛鳥部造の一族の祖神を祀られているとか。
近つ飛鳥には聖徳太子のお父さんの用明天皇や太子のお墓もあります。
この人たちも大陸系なのですかね。
そして
その日の講演のタイトルは
「古市古墳群と渡来人」
近つ飛鳥博物館の館長さんのお話は
文献畑でありながら、偏らないものすごーく頷ける話をしていただいて
往復5時間もかけて行った甲斐がありました。
あぁ また 始まったなぁという感じです。
意味もなく突き動かされている感じが。
講演会は 年齢を重ねられた方がいっぱいで驚きます。
しかも 600人ですから
初老からかなりの年配の方々まで異空間でした。
それにしても 美しい神社に 透明感あふれる青い空。
今年の神社詣ではこちらから。
澄み渡ったいい年になりそうです。