「豊かな彩り」 人生の中でクリアリングしたことで見えたものたち。
心も軽やかに静岡に向かいました。
次の日は
朝の4時半起きでホテルを飛び出し
浜松から掛川へ。
掛川駅ではもうすでに長蛇の列。
そんな中 出会ったお二人の方とタクシーを乗り合わせ
つま恋の会場まで。
もう 太陽はすっかり顔を出し
空を真っ青に染めています。
暑かった
とにかく 暑くて死にそうでした。
早めの開場で 歩くこと20分ほど
ライブ会場に到着した時
なんと 前から3列目。
けれど
レジャーシートを広げることは禁止で
この暑い中 15時までとても体力は持たないと
すごすごと前線を諦めて後方に。
芝生の緑の気持ちのいい
少し高くなった丘陵地に腰掛け
朝の8時から夕刻16時まで
直射日光を浴びつつけて
夏越しの大祓でした。
ハートフェスタ の追い込みのため
ほとんど ライブに関しての情報集めや対策を練らずに出かけたせいで
当日 Mr.Children以外は誰が出演するのかも前日の夜まで知らずにいました。
が、なんと、
亡くなった旦那が大ファンだった
rogueが登場して、ボルテージはマックスに跳ね上がりました。
大怪我をして車椅子になったrogueのボーカル 奥野さんが
車椅子で颯爽と登場。
大好きだった
「世界で一番愛している君のために歌を歌おう」を熱唱。
曲が一気に私を昔に連れ出してくれました。
歴史
あの日から積んできた 一つ一つの思いが
「今」を作ってきたなぁってひたすら感じながら、
奥野さんの優しい笑顔や
櫻井さんのあったかい眼差しに
なんとも 愛を感じて…
2008年から10年間
いろんなことがあったなぁと
その年月を数え上げていました。
櫻井さんが語った
「絆 つながりの集大成」という言葉から
ひとつのクライマックスを感じます。
今 自分もそこに立っているのではなかろうかと。
それにしても 暑くて
会場では 水が撒かれ
こんな風に 虹が現れてきます。
積み重なった色が
彩りを作る。
ロックフェスだと 会場がなんだか黒いけど
こんな風に何年もかけて作り上げてきた
ap BANKの会場は カラフルで
「彩」なんだよ と櫻井さんが話していました。
豊かな彩りは
簡単に手に入るものではなく
何回も なんども 重ねては壊し
壊しては作り上げを繰り返した結果。
豊かさは
体験の数だけ色が増えていくものだと
痛感します。
頑張ったなぁって思いと
そして
ここからが 始まりだよってラインが
はっきりと見えた時
ミスターチルドレンの その日 最後の曲
「ギフト」が流れ出しました。
♬ 一番綺麗な色ってなんだろう
一番 光ってるものってなんだろう
僕は抱きしめる
大切なギフトを♩
暑さで汗がダラッダラの中
私は
自分の 命を確かめながら 抱きしめました。
自分であること
光っている 「自分」は命そのものだなって。
気づかせてもらったことはたくさん。
歌の力って偉大です。
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