山に帰りたい。自然とともに生きる「マスコさん家」たねおとの取材で伺いました。
瑞浪の山の中にある「マスコさん家」
彼女は 個性的なお洋服を作っている作家さんです。
彼女の生き方に強く惹かれて
無理言って遊びに行かせていただいた前回。
そして 無理を聞いていただいて取材に応じてくださって
伺った今回。
山の中の自然と共生した生き方は
私たちをすっかり魅了してしまいました。
早く到着したため 付近を散歩。
朝露の降りた草花はエネルギーたっぷりで
鋭気をたくさんもらいました。
わらびを見つけて
野草フェチの私はそのことをいの一番に告げると
「コシアブラもあるのよ」と。
何よりも「コシアブラ」を愛してやまない私は
「欲しい!!」の一言。
じゃあ 取りに行こうかと一緒の山の中に。
コシアブラの収穫は生まれて初めて。
中高い木の上に コシアブラがたわわに。
新鮮なコシアブラをマスコさんは天ぷらにしてくれました。
大分の山の中で生まれ育ち
都会に出てきてからは
いつも 「山に帰りたい」と思っていたと聞きます。
そのどうしてもの思いは
何十年も経ったあとで
ついに 「自力での山暮らし」を現実にします。
5年かけて 自分だけで家を建てたマスコさん
と言っても できないところもあって
なんとか 人を頼らずに自分でやろうと思っていたら
たくさんの人が手伝ってくれたことに驚いたと言われます。
詳しくは 冊子「たねのおと」に譲りますが
彼女の強い思いが展開した生き方は
人の魂を揺さぶります。
諦めちゃいけないのよね。
やり続けること。
思いを持ち続けること。
そして、黙って淡々と生きること。
私には私のやり方があって
真似なんかしなくてもいいの。
みんな それぞれ それぞれのやり方があって
それぞれのやり方で
夢を 思いを叶えていけばいいのよね。
と。
そして 生姜とペッパーのサクサククッキー
「生姜とペッパーをいっぱい入れたの。
美味しいんだよ」って
さりげないマスコさんの笑顔はほんと美人!!!って唸ります。
もうお一人の「ひとはな」さんの物語は